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会社経営とは?黒字経営・経営破綻、成功に導くためにできること

会社経営は一筋縄ではいきません。営利を目的に事業活動を行いますが、常に赤字や倒産のリスクを背負わなければなりません。個人事業主と比べて、会社経営(法人化)することで得られるメリットもありますが、ご自身の全精力を会社経営に注げるだけの情熱も必要になります。今回は、初心に戻り「会社経営」について見つめ直す契機にしていただけるとありがたいです。

会社経営とは?

会社経営とは、「会社を存続させること」です。
会社を畳む、倒産させる、売却する時点で会社経営は失敗してしまったと言い換えてもいいかもしれません。

会社を起業した人、あるいは譲り受けた人が会社経営者として、黒字経営を維持し、事業の更なる拡大を目指し、結果的に利益を増やし続けることが会社経営には必要です。ある意味「馬車馬」のように働くことが24時間求められる仕事と言ってもいいでしょう。

会社経営は黒字化、黒字経営だけを目指せばいいわけでもありません。事業拡大や設備投資を適時適切に行い、会社の資金を回しながら、従業員や役員、株主に還元していくことも重要です。

会社経営はさまざまなことをアクロバティックに求められるので、戦略や戦術が不可欠なものなのです。

黒字経営・赤字経営・経営破綻について

会社経営をする際に直面するのが以下の状態です。可能な限り黒字経営をしながら、経営破綻を避けなければなりません。

黒字経営について

会社経営の「及第点」が黒字経営です。ざっくり【売上-経費>0】にすることで黒字経営は達成されます。この黒字経営が会社経営の最低ラインとみなされます。

しかし、単に黒字経営を維持すればよいというものではなく、黒字の中から、事業投資をして、より利益を拡大できるような取り組みをします。さらに、従業員や株主にその利益を還元し、より自社に対するモチベーションを上げてもらう必要もあります。

黒字経営をしていても「黒字倒産」という例外的な状況になる可能性があり、自社の資金(キャッシュフロー)がショートしないよう、常に銀行口座の残金を把握し、適切な資金調達も求められます。

赤字経営について

黒字経営とは逆に【売上-経費<0】であれば「赤字経営」となります。赤字ということは会社の事業活動で利益が出ておらず、今のまま会社経営を行うと厳しいという「黄色信号」が出ている状態です。どこかで軌道修正しないと「赤信号」=倒産、経営破綻してしまいます。

売上が少ないのか、経費が多いのか、その両方か、いずれにせよ事業活動の見直しは不可欠です。

ただし、大型設備投資などで一時的に経費がかさみ、赤字になってしまうことがあり、それは、次期以降の黒字化が期待できるので、倒産リスクは低いです。

要は赤字経営の内容が重要であり、営業外費用や特別損失が増えた場合、減価償却費や前払金の計上などは、実際には現金、キャッシュが充実しているケースもあり、資金がショートせず倒産に直結しません。

経営破綻について

経営破綻は、会社の債務の弁済、返済が滞り、会社の経営ができなくなる状態です。倒産と言い換えてもよく、会社経営に「赤点」がついてしまう絶対に避けなければならない状態です。

経営破綻=会社が消えることではなく、民事再生など会社を存続させることもできますがいばらの道です。何より多額の債務の返済に追われることになり、いくら会社が有限責任だとは言っても、経営破綻から立ち直るのは容易ではありません。

ですので、経営破綻を避けるよう会社経営に取り組んでください。

経営の失敗に陥る原因

会社経営が失敗してしまう原因は主に以下の5つによります。それぞれのリスクを把握し、必ずリスクヘッジをお願いします。

販売不振

事業計画通り販売ができず、売上が落ちてしまうことです。販売不振になれば当然、キャッシュが足りなくなってしまいます。キャッシュが足りなくなれば、返済や売掛金の支払いに充てるお金も無くなるので、経営破綻など経営の失敗へ一直線になってしまいます。

既往のしわよせ

あまり聞いたことがない言葉かもしれません。「既往のしわよせ」とは、経営状態が悪化している事実があるのに、具体的な対策を講じないまま、どんどん過去の資産を食い潰してしまい経営破綻に至ってしまう状況です。

高血圧という既往症がある人が「若い頃はスポーツしていた経験もあるので、このくらいなら大丈夫」と何もせず高を括ってしまい、ある日突然倒れてしまう。こうイメージするとわかりやすいです。

過去の栄光はもはやなく、現状把握をしないことで改善プランも見いだせません。運動と食事の見直しをしないと高血圧は改善しないのと同様に、経営もたゆまぬ見直しによって「既往のしわよせ」リスクを減らすことができます。

放漫経営

経営者がいい加減な経営をしているケースです。余計なハコモノを建てたり、明らかに売れない趣味のものを商品にしたり、売上によって回収できない経費の浪費によって、会社の経営が傾きます。

投資した分を売上増で回収できなければ、その分がそのまま赤字になり、会社の経営を大きく圧迫してしまいます。

連鎖倒産

売掛先のクライアントが倒産したり、経営悪化によって不良債権化して資金を回収できなくなったりして、それによって自社にお金が入金されず、返済できなくなり、不渡りを起こして経営破綻してしまうケースです。

取引先の経営状態をしっかり見きわめる経営者としての眼が重要になります。ただし、「中小企業倒産防止共済」の加入によって、ある程度のリスクヘッジもできます。こういう事態に備えられるのも有能な会社経営の手法です。

過小資本

会社は資本金の出資を募り立ち上げを行います。通常の経営を行う分には、金融機関にある資金(資産)を使って支払いや購入を行いますが、何らかの事情で資金がショートした場合、融資に頼っては時間がかかりすぎるため、資本金から充当します。

その資本金(自己資本。純資産)が少ないと、いざという時に工面できるお金がありません。会社法改正によって「1円会社」を設立できるようになりましたが、1円会社の資本はないも同然です。そうした会社の場合、急な資金需要が発生した場合、対応できず、支払いができなくなり倒産に至ります。

会社経営を成功に導くためにできること

会社経営を成功させないと、会社の存続という最終目標は達成できません。そのためにできることを考えてみましょう。

現状を把握し戦略や戦術を科学的に考える

長年の経営者としての勘も重要ですが、それだけでは経営環境の変化に対応できません。科学的手法により自社を取り巻く環境を把握、分析し、その課題を解決できる経営戦略や経営戦術、事業計画などを練る必要があります。

SWOT分析などさまざまな手法はありますが、ここはコンサルタントや税理士など専門家のアドバイスを受けながらテクニカルに今後採るべき対応を考えていきましょう。

資金調達や資金繰りをスムーズにできるようにする

無借金経営は素晴らしいものですが、何か突発的な事態が発生した場合、資本金(自己資本)だけでは対応できない可能性があります。

ある程度金融機関から借入がある、つまり金融機関と取引があることで、緊急時の迅速な資金調達が可能になります。

もちろん、金融機関から無意味な借入をすべきということではなく、それが嫌な場合、小規模企業共済や中小企業倒産防止共済などに加入し、掛金を積み立てることで、緊急時の貸付が可能になります。

小規模企業共済や中小企業倒産防止共済は、何もなければ、引退したときの退職金などで戻ってきます。公的制度なので安心安全です。

いざという時資金がショートしてしまうことが、倒産への導火線になりますので、それら経営上のリスクを避けるよう日頃から「保険」をかけておいてください。

ご自身の「経営哲学」を明確にする

精神論的なものになってしまいますが、みなさんの会社経営に哲学を持ってください。経営理念、経営の芯と言い換えてもいいかもしれません。

さまざまなことがあっても、ご自身と会社の軸がぶれなければ、吹き飛ばされることはありません。暴風雨が来て木々が飛ばされても、根が残っていれば再生できます。根ごと引っこ抜かれないためには、確固たる経営哲学が必要です。初心にかえり、ぜひ再確認してみてください。

まとめ 企業の経営に関することのご相談は「企業パートナー110番」へ

改めて「会社経営」について考えてみると、複雑な要素が絡み合い、複眼的な視線で会社を俯瞰しなければならないことがわかります。今まで通りにやっていて黒字だから問題ない、と断言できない経営上のリスクは存在します。

今一度、事業計画や経営戦略を立てて、この先のロードマップを作ってみてはいかがでしょうか?

「企業パートナー110番」には、経営の見直しや会社経営へのアドバイス、いざという時の資金調達などに精通した専門家が適切にサポートいたします。

会社経営について見つめ直したいという経営者の方は、ぜひ「企業パートナー110番」までお問い合わせください。

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